2022.02.24
高級焼き肉素材の和牛ヒレ(フィレカク)を徹底解説
焼き肉でヒレと聞くと何を思い浮かべますか。
ヒレ肉、ヒレステーキ、ヒレカツ・・・
このように色々と思い浮かぶものの、部位や肉質をすぐに答えることは難しいようです。
そこで今回は、和牛ヒレ(フィレカク)についてその部位から楽しみ方まで解説します。
和牛ヒレ(フィレカク)は、単にヒレ(地方によってはヘレ)と呼ばれています。アメリカではテンダーロインと呼んでいるそうです。
それでは、高級焼き肉素材の和牛ヒレ(フィレカク)について詳しくみていきましょう。
和牛ヒレ(フィレカク)は、サーロインあたりの肋骨の内側にある細長い肉です。
ヒレは、肋骨の内側のあまり動かない部位であり、脂肪が少なく柔らかい赤身の肉が特長です。
牛一頭で約3%しかとれないことから、高級焼き肉素材とされています。
和牛ヒレ(フィレカク)は、ミニョン、シャトーブリアン、テート、サイドマッスルと細かく分かれています。
ミニョンは、ヒレのうち頭に近い方であり、細長く霜降りが多いことが特徴です。
シャトーブリアンは、ミニョンとテートに挟まれた真ん中の部分で、適度に霜降りが入りヒレの中で最高級といわれています。
テートは、最もモモに近い部分であり脂肪が少なく赤身の多さが特徴です。
サイドマッスルは、ミニョンからテートにかけて横にある長いお肉です。スジが細かく入っています。
和牛ヒレ(フィレカク)は、希少部位であるものの焼き肉店やステーキハウスのほか、ご自宅でも楽しめます。
ここでは、それぞれの楽しみ方についてお話しします。
他の部位に比べて値段が高いことから、お店よりも安く味わえることが一番のメリットです。
また、お肉屋さんだけでなく、ネット通販を通じてブランド牛をはじめ全国各地の色々なお肉を楽しめます。
焼き加減や味付けなどを重視する場合は、焼き肉店やステーキハウスをおすすめします。
お店は、シェフの技術や焼き肉店独自の味付けを味わえることが一番のメリットです。
お店ごとに扱っているお肉が異なります。彩香園がオススメですよ。
焼き肉店やステーキハウスでは、おすすめの食べ方が用意されています。
ここでは、ご自宅における和牛ヒレ(フィレカク)の楽しみ方を簡単にご紹介します。
和牛ヒレ(フィレカク)は、レアが一番のおすすめです。レアが苦手な方でもミディアムレアで味わいましょう。
そして焼き方ですが、厚手のフライパンを用いて、最初に強火で表面を焼いて肉汁を閉じ込めた後に弱火でじっくり焼きます。
なお、フライパンを動かすあるいは肉を押さえつけるなど、肉汁が外に逃げるような行為はご法度です。
焼き肉で楽しむ場合も、厚さにもよりますがあまり焼き過ぎないようにします。
和牛ヒレ(フィレカク)は脂がしっかりのっており、お肉の濃い味とバランスがとれる赤ワインをおすすめします。
ビールやハイボールなどの炭酸でお口の中の脂をすっきりさせる方法もありです。
このほか、焼き肉のタレやステーキソースと組み合わせてお酒を選ぶのもよいでしょう。
今回の和牛ヒレ(フィレカク)のお話はいかがでしたか。
意外と希少価値で、かつ高級食材であることに驚いた方もいらっしゃるでしょう。
彩香園では、和牛ヒレ(フィレカク)を楽しまれて下さい。お待ちしております。