2022.12.14
人気の焼肉「ホルモン」!その基本を知ろう!
焼肉屋で人気のメニューのひとつが、ホルモンです。
「ホルモンならずっと食べられる!」といった方もいるかもしれませんが、そもそもホルモンとはどこの部位であり、どんな種類があるのでしょうか。
・ホルモンとは?
・ホルモンの種類
・ホルモンの楽しみ方
本記事では、これらホルモンの基本について解説していきたいと思います。
ホルモンというと、“臓物”といったイメージを抱く方も多いかもしれません。
ここでは、あらためてホルモンとは何なのかお伝えしていきましょう。
ホルモンの定義は難しく、それらを扱う人や店舗によっても変わってくるといわれています。
ただし、一般的にホルモンは内蔵のことを指しているといわれており、とくに牛肉・豚肉・鶏肉の内蔵部分がこう呼ばれる傾向にあるそうです。
しかし、ホルモンをより狭義に定義すると牛や豚の腸を指しているといわれており、一例として「ホルモン鍋」などは、腸が利用されています。
また、ホルモンはスタミナがつけられるといった意味から身体的な意味をなすホルモンが語源といわれていたり、大阪で腸や内蔵を提供していた大阪の料理人が「放るもん(捨てるもの)=ホルモン」といった説などいろいろ存在しているようです。
このように、ホルモンと一口にいっても、意外な由来や人によって呼ぶ部位が違うなど、ユニークな存在ということがわかります。
ホルモンは、内蔵や腸の部位とお伝えしました。
しかし、ホルモンと一概にいってもその種類は数多く存在しており、意外にどういったものがあるのか知らない方も多いのではないでしょうか。
ここからは、ホルモンの代表的な種類について解説していきましょう。
ホルモンには数多くの種類があり、人によっては見たことも聞いたことも、食べたこともないといったものがあるでしょう。
ここでは、代表的なものを簡単に紹介していきます。
まず、ホルモンといえば「ミノ」や「センマイ」、「コブクロ」でしょう。ミノは、牛の四つある胃袋のひとつの部位であり、食感がコリコリした人気の部位です。
上ミノといったメニューを焼肉屋でよく見かけますが、これは厚みのあるミノと覚えておくとよいでしょう。
次に、センマイです。センマイは、牛肉の第三の胃と呼ばれており、鉄分やコラーゲンが多く、女性に人気です。刺身などで提供されることもあります。
次に、コブクロです。コブクロは、牛の子宮のことを指しており、クセがなく栄養価も高いことから人気があります。
そのほか、ヤンやハチノス、てっちゃんと呼ばれているシマチョウなどの人気があるホルモンとされています。
最後に、ホルモンの楽しみ方について解説していきます。
これからホルモンを追求したいといった方は、ぜひこちらを参考にしてみてください。
ホルモンは、さまざまなものがあります。しかし、それを全て自分で揃えるとなると難しいかもしれません。
さらに、ホルモンはできるだけ新鮮なものを選ぶ必要があるほか、炭火で焼くことでその美味しさがより際立ちます。
まず、ホルモンを徹底的に楽しみたいのであれば、「専門店」に行くことをおすすめします。
また、さっぱりとクセのないものから焼いていき、脂っぽいものといった形で順番にもこだわると、まんべんなく食べることができるのでおすすめです。
ちなみにホルモンは栄養素が高く、現代人に不足しがちなミネラルを多く含みます。美容目的で、毎日食べてみるのもおすすめです。
焼き肉というと、カルビやハラミ、タン、ロースといったイメージを持つ方もいるでしょう。
しかし、ホルモンの世界も奥深く、その味わいの虜になる方も少なくありません。
ぜひ、ホルモンについて知り、積極的に食べ進めてみてはいかがでしょうか。